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2004.12.31

シティバンクの処分に思うこと

 シティバンクの富裕層業務撤退となった事件のことが、30日の日経に出ていました。年末でもあり、いま思うことを書いておこうと思います。

 これだけマスコミが騒いでいるのに、シティの顧客から苦情や損害賠償請求が出たという話を聞かないのはなぜなのか。事件発覚当時、日テレのニュース番組で元シティバンク勤務という人がインタビューに答えていうには、1億を預かって2千万の収益を上げたが、シティが顧客に1千万の収益だったと嘘をついて1千万をシティが不当に儲けている。顧客は投資した本当の結果などわからず、自分がだまされたとは気づいていない。

 しかし、この説明にも納得できない。顧客をだまして収益を上げたのなら、不当利得でその収益は顧客に返さなければならない。シティバンクが受けた行政処分に「富裕層業務撤退」とはあるが、不当利得の返還または罰金などの処分が下されたとの報道を見ていない。騙された人が気づいていないからといって、犯罪者の不当利得を、返還する能力があるにもかかわらず返還させないのであればその処分は片手落ちである。

 30日の日経では、シティバンクの違反行為を次のように書いている「銀行法が禁じる証券や保険、不動産、美術品への投資の仲介。不正な資金洗浄(マネーロンダリング)に手を染めた疑いのある人物の口座開設。ずさんな顧客情報の管理。誤解をまねく勧誘手法・・・・・。」他にもまだまだ違反行為はあるようだが、顧客を騙したという詐欺ははいっていない。

 顧客を騙していたのなら真っ先に報道されてしかるべきだが、多分、シティの違法行為に詐欺は入っていないのだろう。マネーロンダリングも大変な犯罪だが、顧客情報の管理はもちろん、顧客への詐欺などは金融機関としてあってはならないことだ。それに比べれば、銀行法違反はまだ軽い犯罪といえる。銀行のワンストップオペレーションが進み、銀行の窓口では保険は扱っているし、株式・社債といった証券も扱えるようになっている。業界の軋轢はあろうが、この方向は基本的には進んでいくだろう。不動産についても、REITは別にしても、邦銀は関連会社を使って実質的には投資対象としているといっても差し支えない。美術品にしても信託業法の改正で、投資対象としても不思議はないし、それどころか、映画やアニメーションだって投資対象にできる。業法違反は先走っただけで、見方を変えれば法が実態についてきていないだけだといえる。そう考えると、シティの違法行為の本質はマネーロンダリングと顧客情報のずさんな管理、そしてそういった体制を生むガバナンスであったといえる。

 さて、シティの顧客から苦情も損害賠償請求もないという疑問にもどるが、シティが詐欺で顧客を騙していないのなら、そういったことはなくて当然である。さらに、少々うがった見方を加えるなら、シティの顧客、特に富裕層業務の顧客は実際に普通に投資をしていて、損失は出ていないのだろうと思う。シティが詐欺をしていなくとも、シティを通して投資をして損失が出ていればダメもとでも訴訟の1件くらいは起きるのが普通なのでないか。それがないということは、損が出ていないか、顧客自身が違法と認識してシティと共謀して違法な投資をした場合だと考えるが、後者は少々考えにくい。やはり、シティの顧客は損を出していないと考えるのが自然であろう。

 そうすると、収益至上主義で違法行為までやって儲けを出しながらも、顧客には誠実に対応するシティバンクの担当者像が浮かぶのだが、どうだろうか。そして、シティの富裕層業務は腕がいいといえると思うのである。もちろん、腕がいいから処分が軽くなるわけではない。それは十分承知の上で言いたいのだが、シティのプライベートバンキング(PB)業務撤退は、今後の日本のPB業務の損失であった。

 そういって、嘆いていてもしょうがない。なぜ、シティは好調なパフォーマンスを上げられたのか、これを検証しておくことは必要だろうと思っている。この検証によって、日本におけるPB業務がより良いものになるはずだと思うからである。銀行法に違反して多様な対象に投資したから好パフォーマンスだったのか、マネーロンダリングにより大口の汚いカネを集めて多額の運用を行ったからか、収益至上主義のガバナンスが実はパフォーマンスには良かったのか、いろいろな可能性はある。だが、その可能性を検証する情報が今はまだ乏しい。個人的には、多様な投資対象が好パフォーマンスの原因で、今後日本の金融界もますますワンストップオペレーションが進むと思いたいが、今は結論づけられる状況にはない。

 来年は、シティなき後の邦銀の戦略、シティの巻き返し策、シティに代わる外銀の動向をウォッチしながらこの課題への答えを探してみたい。
 

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2004.12.29

女性天皇のだんなさんは何と呼ばれるのでしょう?

 女性天皇について、本格的に検討されるようで、現状の天皇家の状況から至極当然だろうと思います。で、ふと気になったのが女性天皇のだんなさんをなんと呼ぶのだろうか、ということです。男性天皇の奥さんは皇后陛下、天皇の后(きさき)ですからわかりますが、女性天皇のだんなさんは后とはいいません。

 イギリスのエリザベス女王のだんなさんはフィリップ殿下ですよね。女王については「女王陛下」というのに、だんなさんの尊称は「殿下」でいいみたいです。よくはわかりませんが、フィリップ殿下はもともとエジンバラ公なので、女王陛下と結婚しなくてもフィリップ「殿下」なのでしょう。日本の場合、皇后が民間出身でも「陛下」ですから、だんなさんのことも「陛下」になるんじゃないかと思いますが、これもこれから検討されるのでしょうか。

 そんなことを思いながらネットで検索していて見つけたのは、「皇配」という言葉です。天皇の配偶者ということでしょう。多分、「コウハイ」と読むのだと思います。そうすると、「天皇皇后両陛下」が「天皇皇配両陛下」となるのでしょうか。慣れればヘンでもないと思いますが、なんだかピンときません。もっとも、「天皇皇配両陛下」というのは、早くとも皇太子殿下の次の世代でしょうから、皇太子殿下に近い世代の私は仮にこの言葉を聞いても慣れる前にこの世を去っているかもしれません。


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2004.12.27

有馬記念

 有馬記念の軍資金を増やすつもりで買った土曜日の中山大障害は散々な結果に終わり、今年最後の競馬だけは笑って終わりたい気持ちで東京競馬場にやってきました。

 本番前の小手しらべと思って勝ってみた7Rが当たりました。「ここで運を使い果たしてメインが取れないパターンか」と当たっているのにネガティブになってしまう。徐々に集まってきた友達の中ではタップダンスシチーの評判が悪い。俺が本命にしようとしているのに・・・五反田のKちゃんと八王子のAさんの間では、ヒシミラクルとツルマルボーイの評価が高い。仙台のTちゃんの本命がダイタクバートラムとの情報がメールではいると、「これでダイタクはいらなくなった」と誰ともなく言い出す。Tちゃんとは毎週のように馬券予想の交換をしていて、私よりは当たっているなと思っているのですが、今回は私もダイタクは切らせていただきました。

 初志貫徹、本命はタップダンスシチーにして、対抗はゼンノロブロイ、もう1頭をシルクフェイマスかデルタブルースで迷っていました。JC出走組はゼンノロブロイ以外はいらないだろうと思ってはいたのですが、3歳馬を1頭も買わないことには抵抗があって、コスモバルクよりはデルタブルースと考えてデルタブルースで馬券を組み立てました。

 レースは案の定、コスモバルクは競りかけず、タップダンスの単騎逃げ。意外だったのは、ゼンノロブロイがかなり前につけていたこと。ペリエは人気に惑わされず、勝負はタップダンスシチーを差し切れるかどうかと考えていたのでしょう。藤沢・ペリエコンビで有馬三連覇は立派です。しかも秋のGⅠ三連勝でボーナスが2億円ですか。有馬記念は2分30秒をきるレコードは脱帽です。

 私としてはタップダンスが1着のほうが馬券的においしかったのですが、これだけのレースを見せられれば何も文句は言えません。惜しむらくは3着に入ったシルクフェイマスを最後に切っていたこと。三連単は無理でも三連複をとれた可能性があっただけに、予想の詰めが甘かった。でも、十分です。強い馬が強い勝ち方をしたレースが見られたのですから。JRAの本当に今年最後のファイナルSでもお土産をもらえて、今年1年の競馬での苦労をねぎらってもらったようでした。

 夕べの酒は旨かった。

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2004.12.25

電話加入権

 雑誌を読んでいたら、電話加入権廃止に反対する意見が目にとまりました。私もこのことがニュースになった時、財産権を勝手になくしてしまうことができるのかと思いましたが、今は少し違っています。
 
 電話加入権というと、中小企業の決算書の無形固定資産の唯一の項目で、金額は7万円とか3万円といった記憶があります。NTTの資料を見ると確かにそんなものでした。一方で、価格.comを見ると、今現在1万円で買うことができて、売却するなら3千円です。

 金額も小さくあまり気にしたこともなかったのですが、決算書に資産計上されてはいますが含み損を抱えているわけです。売却しても3千円のものを簿価が7万円だからといって、加入権廃止によって7万円の損害があるとはいえません。雑誌には個人の方の意見で全額、あるいは半額払い戻すべきとありましたが、半額でも多すぎます。

 たとえ、一人3千円でもNTTの加入者数を考えれば総体で大きな金額となり、これを払い戻さないことでNTTは不当な利得を得ることになるのかもしれません。でも、モノは言いようで、NTTは新規の加入権料を値下げしてゼロにするだけでいいのです。新規の加入権料がゼロなら価格.comなどの一般市場での取引もゼロ円にならざるを得ません。市場価値がゼロ円になれば払い戻す必要はなくなります。

 昔は確かに資産性があったのでしょうけれど、今は既に資産性がないといっていい加入権です。資産の劣化があまりにも早く、利用者がその対応についていけなかったということでしょう。それでも新規加入者にメリットがあるのなら、それは技術の進歩でもあり、市場の選択でもあるのですから受け入れることが妥当なのだと思います。

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2004.12.24

泥かぶら

 先日、「泥かぶら」というお芝居を見てきました。いい話です。ラストの泥かぶらは本当に美しいと思いました。美しさとは何かを実によく教えてくれます。

 50年も前からある芝居とは知りませんでした。子供たちにはぜひ見てほしいですし、大人もたまには見て、子供の頃の純粋な気持ちを思い出すことが必要だと思います。私は、人買いの次郎兵衛と自分自身をダブらせてしまいました。それでも人間らしい気持ちを取り戻せるなら、世の中も捨てたものではないと思います。

  自分の顔を恥じないこと。
  どんな時にも、にっこり笑うこと。
  人の身になって思うこと。

 単純なことですが、深いなあと感心しました。

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2004.12.22

富士山って誰のモノ?

 土曜日の新聞で富士山頂の所有権を国が浅間大社に無償譲渡したという記事があって、結構気になっていました。富士山の頂上の所有権でもめていたなんて知らなかった。浅間大社の所有であることは30年前に裁判で確定していたそうですが、山梨と静岡の県境はまだもめているそうで浅間大社の所有権の登記はできないということです。ふと思いついて帝国書院の「旅に出たくなる地図 日本編」を開いてみると、確かに富士山のところで山梨と静岡の県境線が切れている。まあ、これは印刷上の都合かもしれません。

 冬になると私の住む府中からもよく見える富士山のてっぺんが誰もモノでも構わないのですが、その所有権をめぐって最高裁まで争ったことが興味を引きます。インターネットで静岡新聞の記事を見てみました。浅間大社側は「徳川家康が八合目以上を大社に寄進したことを示す古文書などを基に国へ山頂の無償譲与を申請した」そうで、また、この裁判の相手だった山梨県知事は「日本のシンボルを私有化することは国民感情が許さない」と反論したということです。

 山梨県知事の言うこともわからないではないのですが、最高裁は浅間大社の勝訴としてこれが確定しているわけです。でも、所有者が神社でよかった。個人的にはお寺でも違和感はありますが、これがキリスト教の教会だったら納得できないと思います。ローマのあたりから、徳川家康以前、織田信長から教会が寄進を受けた文書が出てきたといって争いになったらどうなるのでしょうか。

 当然認められるはずはないと思いますが、浅間大社はそれだけ数百年にわたって信仰の対象として富士山を尊重してきて、その信仰も我々国民にも受け入れられてきたということでしょうね。

 冬の朝は天気がいいと、是政橋から東に向かって日の出、西には富士山と見ることができます。元旦はちょっとした初日の出スポットです。朝日に映える富士山はきれいです。神々しいとさえ思えます。その富士山が誰の物でもやっぱり構いません。

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2004.12.21

多摩川沿いを歩きながら

 昨日の午後は久しぶりに小柳公園から多摩川沿いをぶらぶらと歩きました。曇っていて肌寒いくらいの天気でしたが、歩いているにはちょうどいいくらいの気温でした。夏に靭帯を傷めてから、運動らしい運動はしていないのですが、せめて歩くくらいのことはしておきたい。

 川の対岸には小学校くらいの子供たちが3人ほど、元気に遊んでいる。向こう側は河川敷の空き地も狭くてすぐに川だろうに、もしかしたら河原で遊ぶことは禁止されているのではないだろうか。まあ、川に落ちることはないだろうし、騒がしいけれどもなにぶん対岸のことだから、何より寒い中を元気に遊んでいる子供というのは最近見かけないだけになんだかうれしいような気になります。

 川沿いの遊歩道は、時々蚊が大量にいるのには参りましたが、2kmくらい歩いても気持ちのいい散歩道です。是政橋は渋滞しています。日も落ちて赤いテールランプが川を渡って続いています。もう冬だなあと思ったら、今日は冬至だそうです。今年は特に温暖化が進んだような日が多かっただけに、いつの間にか冬になっていたような印象です。

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2004.12.20

12月も大詰めです。

 昨日の東京競馬場は、高松宮妃のご逝去を悼んでか馬場内には半旗の日の丸が掲げられていた。天候は重苦しい曇天、12月のGⅠの狭間の開催にはむしろふさわしい天気のような気もする。

 重賞が3つも続くと忙しいですね。しかも、3タテを食らうとメインしかやってないのに今日一日をすべて無駄にしてしまったようなむなしさを感じてしまいます。しかたなく、買い物をしようと思い府中まで歩き出しました。大国魂神社を抜けた旧甲州街道のケヤキは毎年のごとく、JRAが電飾を施しています。以前は電飾の中に「JRA」の文字が隠れていて、それを探すのが楽しみでもあったのですが、大国魂神社の鳥居あたりから探して見ても見当たりません。

 「どうしたんだろう」と思いながら、ケヤキの脇を通って気がつきました。木の根元に小さな馬が光を放って立っていました。JRAはわかりやすく馬の模型の電飾をケヤキの根元に置いたようです。これはこれでなごんだ気になります。3タテを食らって軽くなった財布にすきま風がふいてくるような、暗くなりかけた冬の夕暮れ。小さくても懸命に光っている馬を見ると、いよいよ来週は有馬記念と季節を感じてしまいます。競馬は本当に勝っても負けても季節感のあるギャンブルだと思います。

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2004.12.17

80年代がなつかしい

 振り込め詐欺をやって捕まった高校生が、取調べで「年寄りがため込んでいる金を詐取して使えば世のためになると思った。」と話しているという報道を目にして、呆れると同時にこんな高校生でも景気のためには消費が重要とわかっているのかと感心もしました。

 さて、自民税調は増税路線をはっきりと打ち出してきました。財政再建は必要です。いままでは景気対策においていた軸足を少し財政にも向けようということのようです。私たちの年金をはじめ、財政赤字をこのまま放置していいはずはありません。でも、増税しかないの?という疑問もあります。歳出削減は当然ですが、80年代のレーガノミックスを憧れを持って思ってしまいます。

 80年の大統領選挙でソ連のことを悪の帝国といって憚らず、悪に立ち向かうために軍事費を増やす、一方で景気を良くするために減税をする。当然財政は大幅な赤字です。当時アメリカははじめて純債務国に転落して、財政と貿易の双子の赤字は国際的にも大きな問題でした。それにもかかわらず、当時のレーガン大統領はSDI計画をぶち上げ軍事費を増額、その一方で税制は簡素化して最高税率を大幅に引き下げました。その結果どうなったでしょうか。

 レーガン元大統領が悪の帝国と呼んだソ連はなくなりました。90年代アメリカは未曾有の好景気を享受しました。「ジャパン・アズ・ナンバー1」だった80年代を経て、アメリカ企業は復活しています。財政赤字は90年代に解消しました。レーガノミックスがどこまで有効だったのかは意見が分かれるかもしれません。ソ連の崩壊はレーガン政権の2期目の、ゴルバチョフとの対話路線がよかったのかもしれませんし、財政赤字解消もクリントン政権の功績なのかもしれません。でも、アメリカではレーガンの政策から、ほぼ10年後に効果が出ていることは事実です。

 減税をすることによって税収が増えるというレーガノミックスを支えたラッファーの理論が正しいのか、正しいとしてもいまの日本に当てはまるのか、十分な検証は必要です。80年代、アメリカにはレーガン大統領がいました。イギリスにはサッチャー首相が英国病といわれた英経済を立て直しました。日本には中曽根首相がいて国鉄の民営化を成し遂げました。

 ブッシュ大統領は再びレーガノミックスを政策としています。イギリスのブレア政権は労働党ですし大きな期待はしていませんが、小泉首相は何かやってくれるでしょうか。小手先の妥協の産物である郵政民営化だけでは、期待はずれといわれても仕方ないでしょう。
 

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2004.12.16

カイワレ訴訟の意味するところ

 O-157の原因と疑われた補償を求めるカイワレ訴訟は、国の敗訴が確定しました。厚労省は迅速な情報提供を優先したとの主張が通らず、困惑を隠せないということです。厚労省の言い分は、結局原因が特定されず真の原因がわからない中でカイワレにも疑われる要因があった、しかも迅速な情報提供に努めており、100%の確証となる前の段階での公表になるのもしかたがないということでしょうか。

 裁判でも早い情報提供は評価されています。確かに、混乱を起こすなどと理由をつけて情報提供を遅らせたC型肝炎の血液製剤のようでは困ります。情報提供せずにO-157の被害者が増えることと、誤った情報によりカイワレ業者に損害が生じてしまうことを比べると、どちらがいいのか。どちらもよくないのですが、O-157の正確な原因が特定されない中でこの二者択一を迫られたらどうすればいいのでしょうか。

 私はカイワレ業者の損害を選びます。その代わり、誤った情報の損害を社会全体で補償するしかありません。だから訴訟では国が敗訴したと解釈しています。私たちの税金でカイワレ業者に補償してあげましょう。今回の敗訴確定に厚労省は「困惑を隠せない」そうですが、今後決して情報提供を遅らせるようなことはしないでほしい。あるべきなのは、正確な情報を迅速に示すことで、今回足りなかったのは「正確」の部分です。「正確」を期すために「迅速」がなくなってはダメです。素直に正確さを向上させる努力をしてくれることを望みます。

 カイワレが原因とする誤った情報で安心してしまい、カイワレは出荷をストップしても、真の原因は垂れ流されてさらにO-157による食中毒被害を広げてしまう、こんな危険があったことを肝に銘じて、迅速さを保ったまま正確さを上げていくことを厚労省に求めたいと思います。

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2004.12.15

認定医療法人

 厚労省が「認定医療法人」という制度を創設する検討に入ったという報道が目にとまりました。どうも病院は金儲けはしてはいけないという考え方で、税制で優遇がある代わりに公共性を重視するということのようです。

 詳細はわからない部分もありますが、金儲けを悪と位置づけて組み立てているのなら反対です。金儲けを動機に医療サービスの向上が図られるのならそれはそれでいいはず。医療サービスの向上は、医師の高い倫理観によることもあるし、金儲けが動機となることもあっていい。どっちがいいとか悪いとかということもないはず。

 国や地方自治体かがやるべきことは、倫理による医療機関・金儲けによる医療機関・他の動機に基づく医療機関などの公正な競争を確保すると同時に医療サービスの最低限の水準を定め絶えず見直しを図りながら、万が一にも最低水準を満たさない医療機関があれば即刻退場させることです。また、国民すべてに最低限の医療サービスが保障されるよう競争を促すことです。

 金があれば質の高い医療サービスが受けられる、これはある程度仕方がないことではないでしょうか。ある治療に付加価値をつけて値段の高い医療サービスを提供する医療機関と、付加価値をつけない代わりに値段の安い医療サービスを提供する医療機関とではどちらがいいとか悪いとかではありません。もし、付加価値つきの値段の高い医療サービスしか与えられず、結果として医療サービスが受けられないような状況はあってはなりません。しかし、だからといって医療機関に値段を下げろというのは違います。問題は値段の高い医療しかないことであって、値段の安い医療も選択できるようにしなければならないのです。それが間に合わないから、みんなで協力し合って値段の高低の差額を税金で埋めていると、私は認識しています。

 金儲けが悪いのではありません。金儲けだけなのが悪いのです。同じように倫理だけというのも褒められたものではありません。役人はこのバランスを取ることに注力すればいいのであって、余計な労力を使うなと思います。

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2004.12.14

台湾

 台湾の選挙で野党が過半数を取りました。政権は独立派に任せるけれど、中国との緊張が高まってきたので、独立に一直線とはいかないほうがいいというバランス感覚が、台湾の民意に働いたように見えます。

 中国政府は1つの中国を主張していますから、独立支持を唱えても中国を刺激してしまうだけです。しかし、国民党が中台統一すると考えることも現実的ではありません。結局、香港のように一国二制度で中国が台湾を取り込んでいくのかもしれませんが、中国に比べればよほど民主的な制度を整え、経済的にもうまくいっている台湾を中国が吸収することには、大変な抵抗を感じます。台湾の民意も抵抗を感じているからこそ、政権は独立派の民進党が担っているのでしょう。

 台湾と日本が手を結んで、その後ろにアメリカがいれば、中国のアジアにおける脅威を牽制することができます。中国の潜水艦が日本の領海を侵犯をしたときに台湾政府は日本に通報してくれました。日本と台湾は中国という共通の脅威を持つ地域です。1つの中国という建前があるために台湾とは正式な「国交」は結べませんが、経済的・文化的なつながりは一層強くしていきたいものと思います。

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2004.12.13

朝日杯

 競馬で4~5頭選んでその中での組み合わせで馬券を買うことはよくあります。選んだ4頭がちゃんと1着~4着を占めているのに、馬券が当たっていないのを馬券下手っていうんでしょうね。別に同枠だから買わなかったわけではないんです。三連複を買って、ただ、1着と2着の馬が一緒に来ることはないという前提で馬券を組み立てていたんですね。まさか関東馬のワンツーフィニッシュとは・・・・

 先週の阪神でもそうでしたが、今年の2歳馬は関東馬優勢なのでしょうか。しかも牡馬、牝馬とも2着は小島太厩舎、来年のクラシックがいまから楽しみ。あ、でもその前に有馬記念もあるし、まだまだ楽しみは尽きません。

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2004.12.12

怠惰な週末

 昨日は久しぶりにグータラな一日を過ごしてしまいました。午前中は中日新聞杯の予想をして、午後には競馬場に行こうかと思っていたのですが、予想が終わると無性に腹がへり、まずは腹ごしらえと近所の食堂へ。ここは、看板は中華料理と掲げてはいますが、ニラレバ定食、アジフライ定食などの定食モノや丼モノ、ざる蕎麦やうどんと何でもあるいわば、どこの町にも1軒はある普通の食堂です。いつも感心するのは、これだけメニューがありながらご主人と奥さんだけで切り盛りしていることです。それと、ごはんがおいしい。炊き方なのか、お米が違うのか、そこの秘密はまだ解明できていませんが、初めて定食を頼んでごはんを食べた時に思わずおかわりをしてしまうほどでした。昨日も野菜炒め定食を食べていた若い兄ちゃんがごはんをおかわりして、帰りぎわ奥さんから「今度は大盛りで頼んだほうが安いですよ」と親切なアドバイスを受けていました。

 さて、この店に来るといつも頼むものは、まずビール、それと野菜炒めか餃子なのですが、最近は節約モードで50円ほど安い餃子のほうを頼んで、新聞を読みながらビールと餃子です。正しい土曜日の昼間の過ごし方と勝手に決めています。新聞は競馬新聞ではなく一般紙です。競馬新聞ですとつい赤ペンで書き込みしたくなってしまうのですが、それさえがわずらわしく思えるほどにくつろぐのが「土曜日の昼間の正しい過ごし方」ではないかと思っています。昨日はビールに餃子のあと、親子丼を食べてもう少しなんか食べたいなと思い、メニューを見て考えていたところ、ちょうど昼時でお客さんが大量に入ってきて、ご主人も奥さんも戦闘モードに入ってきたので、くつろぎすぎの私は早々に退散してきました。

 家に帰ると、昼間のビールのせいか無性に眠くなりしばし昼寝をして、目覚めると中日新聞杯の出走間近となっていました。すぐに競馬場へ行けば間に合う時間でしたが、そこまでしてハズレ馬券を買わなくてもと考え、テレビで中継を見ていました。おかしなもので、競馬は自分が予想したとおりに馬が勝ってくれることを期待して見るものですが、馬券を買わないと自分が予想したとおりに来ないことを望みます。馬券を買わなかったことを正しい判断だったとするためにそんなことを思うのですが、そんな時ほど予想が当たってしまうものです。

 プリサイスマシーンは芝よりもダートに実績はありましたが、ここ2戦は毎日王冠、マイルCSとここより格上相手にいずれも入着しています。メイショウバトラーは府中牝馬Sでオースミハルカと一緒に儲けさせてくれた馬です。今回逃げ馬がそろっている中で、この馬も逃げ馬ですが、府中牝馬Sの時は逃げてなおかつ上がり34秒台の脚は立派です。そんなことでこの二頭を本命対抗に予想していたら、この二頭がきてしまいました。

 アチャー、やられたー、と思ったのですが、配当を見て落ち着きました。1番人気、2番人気で決まっていました。これなら馬券を買っていても損はしなかったかもしれませんが、それほど儲からなかったはずと自分に言い聞かせたところで、また思い出しました。昼にもう少し食べたいなと思ったことを。

 家にあるものを適当にみつくろって、前日飲み残したワイン、日本酒で再びくつろいでしまいました。そんなことで今日の競馬新聞もまだ買っていない状態です。今日は朝日杯に鳴尾記念ですか。睡眠はたっぷりとりましたので、今日こそはまじめに馬券を検討して買いに行きたいと今は考えています。

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2004.12.11

タンス株

 タンス株の特定口座への持ち込み期限が迫ってきましたが、延長する方向で検討もされているとかで、急ぐ必要もなかったのかなとも思っています。いずれ株券のペーパーレス化となるようですが、今もっている株券が無効にでもなるのでしょうか。

 それもありうるかもしれませんが、本音を言えば、課税対象とできる資産の所在を政府が把握したいというところではないかと思います。新札発行でタンス預金を、特定口座でタンス株をそれぞれ表に出そうとしたわけか。

 個人的には把握されて困るような「資産」といえるものはないので、株は証券会社へお金は銀行へ言われるままに預けています。世の中には把握されて困るほどの資産ってあるみたいなのですが、一度困ってみたいものです。

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2004.12.10

妄想ですが。

 北朝鮮には経済制裁したほうがいいでしょう。対話の継続なんていってると、誤ったメッセージを北朝鮮に送ることになってしまうように思います。そして、北朝鮮のみならず世界のテロリストたちに、テロ行為(=犯罪)を行っても交渉する余地があるという誤ったメッセージになりかねない。ましてや、拉致被害者の消息がわからない以上、今、この瞬間にも北朝鮮で拉致されたまま救出を待つ人がいる可能性があるわけで、北朝鮮による犯罪行為はいまだ継続中です。犯罪行為を速やかに中止させる必要があります。そのためには北朝鮮の国民が飢えようとなんだろうと、拉致被害者の救出を優先すべきです。

 経済制裁実施と同時に世界各国に日本を支持するよう働きかけます。北朝鮮は人権に対する重大な犯罪を行っている訳ですから、支持をとりつけるのは容易だと思います。アメリカはすでに支持を表明していますし、ヨーロッパ、アフリカ、中南米、アジア、と万遍なく支持をとりつけます。安保理の常任理事国になろうとするならこのくらいは可能でしょう。ただし、中国と韓国は無理に支持させる必要はありません。韓国は北朝鮮と同じ民族ですし、せいぜい理解を示してもらえば十分です。中国は日本が経済制裁をする中で、北朝鮮への援助を継続して北の暴発を防いでもらいます。同時に中国は最後までテロ国家に援助を継続した国との印象を国際社会に植えつけます。

 EU諸国が天安門事件以来禁止してきた中国への武器輸出を解禁する動きがあるようです。でも、最近の中国は日本の領海を侵犯したり、グアム周辺での原潜の活動を活発化したり、日本の脅威になっています。少しおとなしくなってもらえれば、一石二鳥。という、妄想を考えてみました。

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2004.12.08

敗訴者負担制度

 敗訴者負担法案が廃案になっていました。民事訴訟の費用の中で一番大きいとされる弁護士報酬を誰が払うのか。ということですが、現行制度では民事裁判を進めるのに必要な訴訟費用は敗訴者が負担し、これとは別に弁護士報酬は原告、被告双方が勝ち負けに関係なく負担する。これに対し、新しい敗訴者負担法案では敗訴側に弁護士報酬の一定額を支払わせる、というものでした。

 この法案が成立しなかったのは、ただでさえ資金力の乏しい消費者が資金力豊富な大企業を訴えることが非常にリスクの大きいこととなる、という懸念があるからです。自分の弁護士費用も満足に払えない資金力の弱い個人が、長期間にわたる裁判では借金までして、負けたら更なる資金負担が待っている。これでは訴訟を起こすことさえしなくなる懸念がある。このような理由で廃案になったようです。

 ごもっともではありますが、敗訴者負担制度は、無用な乱訴防止効果もあります。敗訴者負担法案はこれだけを見ると、資金力の乏しい個人の訴訟機会を喪失させかねないから認められない、といったところなんですが、弁護士の報酬が成功報酬になったらどうでしょうか。裁判で勝ったら弁護士報酬を払うけれど、負けたら報酬はなし、というものです。

 敗訴で報酬が全くないというのもなんなんですが、かなり安くするんです。そうすると、弁護士は今よりも必死に依頼者の勝訴のために活動するはずです。敗訴者負担制度と成功報酬制度をセットで導入すれば、訴訟を起こす人は負けても自分の弁護士費用はなくなるかかなり安い、その代わり相手方の弁護士費用のほとんどを支払う。勝てば費用負担がほとんどかからずに要求を実現できる。こうなれば資金力の乏しい個人の訴訟機会を喪失させかねないということはなくなります。乱訴防止効果は弁護士に担ってもらいます。どう見ても勝てそうにない訴訟を依頼者が起こしたいといっても、負けて儲からないなら弁護士は依頼を断るはずです。その代わり、勝てると見込んで引き受けたら、報酬をもらうために一生懸命活動するでしょう。

 ただ、この案には弁護士の賛成は得られないでしょうね。弁護士が自分の首を絞めるようなことはするはずないですからね。でも、弁護士の数を増やそうと、司法試験の合格者数も増やしてきたところですし、いずれ弁護士同士の競争が激しくなって成功報酬で訴訟を引き受ける弁護士も出てくると思うんですが、そうなったら敗訴者負担制度も取り入れられる可能性は出てくると思います。10年後か20年後かもしれませんが。

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2004.12.07

ATMで本人確認?

 先日新聞にATM利用時にも本人確認を義務付けようという記事がありまして、ATMに1台ずつテレビカメラのようなものが取り付けられている状況を想像してしまいました。でも、記事を最後まで読んでみると、何のことはないATMでの振込みをキャッシュカードのみの振込みとして、現金での振込みを取り扱えなくしたらどうかということでした。チャンチャン。

 確かにATMでの現金の振込みって銀行によって違うんでしょうが、1回に100万円くらいできるし、手数料さえ払って何回にも分けて振り込めば本人確認なしに多額の資金を移動できてしまいますね。それに銀行だってジャムる原因の硬貨の取り扱いが少なくなる。本人確認とは違うのだろうけど、今は両替だってキャッシュカードがないと両替機が使えないみたいだし、それなら振り込みもキャッシュカードがなくては使えないようにしたっていいはず。しかも、マネーロンダリング防止という大義まであるならなおさら。

 考えてみると、現金って最近使わないな。物を買って支払うのもクレジットカードか、振込み、せいぜいコンビニでの支払いに現金を使うくらいかな。そういえば新札、福沢さんと樋口さんの顔は拝ませてもらったけど、千円の野口英世はまだ実物を見ていないなあ。どうもまだ旧札しか私には回ってこない。もともとカネには縁のない男ってことか。

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2004.12.06

早明戦&阪神JF

 昨日は思いのほか早くに雨が上がり、本当に暑い日だった。馬券を買ってきて2時、早明戦は始まっていた。しかし、今年も見ごたえのあるいい試合だったと思います。やっぱり早稲田は強かったけれど、明治も見せ場を作ってよく健闘したと思います。明治の2つ目トライはいわゆる「カンペイ(菅平)」っていう戦法ですよね。力の早稲田に対して、華麗な技でトライをとる、しかも数十年前に早稲田が開発したテクニックを使うなんて、いつの間にか早稲田と明治が入れ替わってますね。ここ4~5年であれだけのチームを作った清宮監督はすごい。今シーズンは大学日本一を期待します。

 早明戦が終わったあと、ビデオにとっておいた阪神ジュベナイルFを見る。ラインクラフトがかなりの人気でしたが、2歳牝馬は繊細なものとジェダイトとショウナンパントルに期待していたのですが、ちょっとズレてたみたいです。ところが、仙台の友人は本命対抗でドンピシャ!五反田の友人は三連単を取ったとぬかしやがって・・・・・っと冷静になってオメデトウメールを送っておきました。

 

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2004.12.05

ステイヤーズS

 長い長いレースでしたが、楽しめたレースでした。ダイタクバートラムはしょうがないくらい強かった。実績で言うならハッピールックもエリモシャルマンもいるけれど、上がりのタイムのいいのはダイタクバートラムでこれに続くのがラヴァリージェニオとグラスポジションと見ていたのですが、ラヴァリーは8着、グラスは2着と明暗が分かれました。道中しんがりの二頭が1・2着になっているわけですから、今日のレースの乗り方はこの二頭が正解だったということになるのでしょう。それにしても岡部さんと勝春くんはめっきり重賞で来なくなってしまった。きっとどこかで大穴を開けるような気がします。

 来ないといえばハッピールック、藤沢・ペリエコンビなので押さえなければと買ってしまったが6着。前走が負けすぎだったのかなあ、とも思えるけれどダイタクとの差はせいぜい1馬身。そんなに弱いとも思えない。これからも藤沢・ペリエは要注意。

 昨日は三連複、三連単をあえて買わずに馬連、馬単でGet!!3着に来たテイエムジェネラスなんて自分にはどうやっても買えない馬だったので、無駄な馬券を買わずに当たったことがうれしい。よくやった、と自分で誉めてあげよう。YATTA!!

 今日は阪神ジュベナイルF。だけど、ラグビーの早明戦もある。馬券は早く買って来て、テレビで早稲田を応援しようっと。ただ、雨の中競馬場まで買いに行くのが面倒。いまどきPATやっていないのは珍しいといわれたことがあるけれど、一日に1~2レースしかやらないし、競馬場は近いし、必要性を感じることが少ないんですよ。とにかく早く予想します。

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2004.12.04

生産緑地は散歩道

 家の近くには生産緑地の看板を良く見かけます。都市近郊型農家が多いようで、畑が多い地域といえます。ただ、決して税金対策だけではなく、きちんと作物を作っています。それは、あちこちに野菜の販売所があって、作った野菜を売っていることからわかります。あるいは、一般の市場に出荷するほどの収穫量ではないから販売所で売っているのかもしれません。それでも、近所に農家があって、畑があるというのはいいものだと感じます。散歩をしていて、畑を眺めながらのんびり歩ける遊歩道はいいなあと思います。もし畑がすべてマンションなどの住宅だったら、今ほどのんびりした散歩にはならないと思うのです。

 農水省が小規模農家は自分で水田を耕作するより貸したほうが得であるという試算をまとめたと新聞に出ていました。水田と畑は違うかもしれません。でも、都市近郊農家ほど効率化したほうがいいように思います。恐らく、私が散歩しながら見ている畑も十数件の農家の所有地なのだろうと思います。今のところ、農業の従事者がいるから畑にして作物を作っているのでしょうが、後継者問題などで畑を売却しなければならなくなることもないとはいえません。もし、農地のままなら土地を賃貸しても生産緑地のメリットを享受できれるとしたらどうでしょう。農地の所有者も農業従事者がいなくなった場合、多分売るより貸すことができるのなら貸すことを選ぶのではないかと思います。そうすれば、高齢者が無理して農作業をしなくとも自分の土地を農地として守ることができるはずです。

 私は、畑を眺めながら散歩をして、時々販売所で野菜を買ってくる生活を壊したくありません。生産緑地でも、農地のまま賃貸するなら税金上のメリットはそのまま残してあげていいと思います。宅地にして売却してマンションになるとか、売却しないでも賃貸住宅にすれば固定資産税も宅地並みになって当然ですが、農地のまま土地を貸すなら都市の自然を守るわけですから、税制上のメリットを与えていいと思います。これ以上マンションを建てたって、いつか値崩れするんだろうなあと、マンション建設の工事現場を通るたびに感じます。

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2004.12.03

コンビニ弁当(2)

 昨日はちょうど府中へ行く用があったため、コンビニ弁当を買ってみようかとセブンイレブンとローソンを探してみました。探している間にファミリーマートは2軒も目についてしまいました。府中はファミリーマートが多いのでしょうか。

 最初にセブンイレブンで一応弁当コーナーを見てみました。500円以下の弁当も結構あり、高品質路線とは感じませんでした。それよりもおにぎりとサンドイッチのほうが目に入り、買うならそっちだと思いました。が、特に食べたいと思うものはなく、結局何も買いませんでした。

 次にローソンに行ってみました。入り口に「ごはん亭」の広告がありました。弁当コーナーはセブンイレブンと大差ないように感じたのですが、ローソンではパスタの弁当みたいなのが300円台で売られていたのが目にとまりました。買うならこれにおにぎりかサンドイッチか、と思いましたが特に買いたいという気にならずここでも何も買いませんでした。

 これではローソンとセブンイレブンの弁当対決がわからない、まあ、わからなくてもいいか。結局、自分はコンビニ弁当が嫌いなのだということなのでしょう。 

 

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2004.12.02

コンビニ弁当

 私の家の近所に大東京総合卸売センターというところがあります。「卸売」なんて名前がついていますが、普通のショッピングセンターのように買い物ができるところです。消費者向けにも業者向けにも売っている。たまに買い物に行くのですが、ここへ行くと「マグロの王様」に寄ってしまいます。数年前にテレビでも紹介されたらしいのですが、この卸売センターに入っている魚屋が出している食堂です。ここのマグロ丼が有名で、丼に山のように盛られたマグロがうれしい。昨日は「海門丼」を食べました。「海門」とは魚屋の店名で、多分メニューの中で一番高級なものではないかと思います。ちょうどチラシ寿司のように丼ではなく、幅の広い皿の中のごはんの上にネタが二つずつ、真ん中はいくらで、まわりにマグロだけではなく、エビ、ホタテ、タコ、カニなどがびっしり入っています。これで980円なら安いだろうと思います。でも、800円くらいの定食ならごはんのお代わりが自由なので、食べ応えなら定食かとも思う。

 新聞を読んでいたら、コンビニ弁当の話が出ていました。ローソンが「ごはん亭」というブランドで、500円の弁当シリーズを出したそうです。一方で、セブンイレブンは今月、本ズワイガニを使った「かに飯」(770円)と「いくら丼」(630円)を出すという。「ワンコイン」路線のローソンVS「高くても高品質」路線のセブンイレブンということらしい。そういえば、テレビでローソンの社長が「毎日買うならワンコイン」とか言っていました。安くていい物を出してくれるならありがたい。セブンイレブンにしてもそんなに高いわけじゃないから、マグロの王様ほどの品質は求めないけれど、いいものを出してほしいと思います。ただ、500円でも毎日はコンビニ弁当を買わないとは思うけれど、今日はローソンかセブンイレブンかどちらかの弁当を食べてみようかと思う。

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2004.12.01

韓国カンニング事件の疑問

 韓国のカンニング事件のニュースを見ていて思う疑問があります。優秀な生徒が正解をメールで送るのはなぜか?当然何らかの報酬があるのでしょうが、日本より厳しいという韓国の受験競争なのに、なぜ一時の報酬のために回答を教えてしまうのでしょうか。多分、韓国でもいい大学を出ていい企業に就職して高い給料をもらうためにカンニングをしてでも合格したいと考えると思うのですが、優秀な人が他人に正解を教えてしまってはその人自身が競争に勝てなくなるとは考えないのでしょうか。

 韓国の若者はそんなにせこい考えはしないのか? 教えるほうはあんなに大規模にやっているとは知らなくて、せいぜい数人にほんの少しの回答を教えても大勢に影響はないはずと考えたのか? 実は教えるほうも本当は自信がなくて、他の人の回答を知りたいから教えることに同意したのか?

 携帯でカンニングなんて、さすがは21世紀と思いますが、これだけ大規模になると、教える人、仲介する人、教わる人、それぞれどんな人がどんなことを考えてこんなことをやったのか、そこを誰か教えてほしい。

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