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2005.09.01

どっちになろうと

 民主党の岡田さんは、郵貯・簡保は「将来は民営化、ないしは廃止」といって民営化をまったく否定しているわけではないようです。岡田さんが重要という年金について、小泉首相は「(国民年金も含めた)一元化が望ましい」といっています。どちらも主張にそんなに違いがあるわけではなさそうです。最終的に目指すところは多分同じなのだろうと思います。

 同じ目標地点へ行く経路が違うだけといえるようです。ただ、目標まで最短距離を通ることが良いわけでも、最速で到達することが良いわけでもないと思います。内政の目標への最短コースを通るために、外交のコースをはずれては困ったことになるでしょうし、あまりに早いスピードで走られても国民が振り落とされないとも限りません。

 どちらがいいかは、多分に好みの問題になるのかもしれません。どちらのコースを通っても行き着く先が同じなら、仮に自分の好みではないコースを通ってもまだ安心できます。だから投票は、「好き嫌い」とか「どれだけ楽しませてくれたか」といったことが基準になってもおかしくはありません。不真面目でも投げやりでもなく、国民みんなでいい国にして行こうということで一本筋が通っていれば、結果が出た後で自分の好みじゃないから邪魔をするようなことはないはずです。できることなら、それぞれのルートの特徴を知っておいたほうがいいでしょう。山側を通るのなら落石に注意が必要ですし、海側を通るなら海に落ちないよう気をつけなければなりません。

 どちらも過半数を取れずに、違う地点を目標とする少数派がキャスティングボードを握ることが最悪な事態かもしれません。山を通るのも海を通るのもどちらでも構わなければ、どちらも過半数を取れない状況にならないようにすること、これが判断基準となり得ます。無党派層と言われる人たちもこういう基準で判断するなら、結局は多くの人を惹きつける、より多くの人の「好み」に収束していくのだろうと思います。

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