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2006.01.27

さようなら、ホリエモン

 小泉首相が昨年の総選挙で堀江氏を応援したことについて、ようやくその道義的責任を認めました。

 総選挙で堀江氏応援、首相が「責任甘んじて受ける」

逮捕されたライブドア幹部の犯罪容疑は、昨年の選挙以前のことであり、犯罪容疑が確定すれば、選挙運動時はすでに犯罪者であったということになります。知らなかったとはいえ犯罪者を国会議員にするよう国民に呼びかけたわけですから、やはり事件と選挙は別というのは通らないことだろうと思います。韓国で拘束されていた拉致事件の実行犯である辛光洙を釈放するように韓国政府に要求した政治家は、知らなかったからといってもその道義的責任は免れないのと同じことでしょう。

 私はライブドア事件があろうとなかろうと、小泉改革は支持します。堀江氏らは小泉改革が生んだ犯罪者であるかのように野党の政治家たちは言っていますが、それは違うと思います。はき違えた自由を求める者がいると、かえって規制の強化につながって、結果的にはむしろ自由を妨げることになるのだと思います。それこそ彼らは、形を変えた抵抗勢力だったと言っていいでしょう。フェアな競争を避けるようにして脱法行為的なことを行い、周囲がそれを許容していては到底公正な市場など望むことはできません。ルールに不備があったことは確かでしょうが、だからといって脱法行為を正当化することはできません。

 今回は堀江氏らが明らかな違法行為も行っていてくれたおかげで、フェアプレーを否定する彼らを市場から排除することが出来ました。でも検察が違法行為を見つけるまでは不公正な市場参加者をそのままのさばらせていたわけで、この点は反省しなければなりません。それは選挙で堀江氏を応援した自民党の政治家ばかりではなく、時代の寵児などとはやしたてたマスコミもわれわれ国民も同様だと思います。真に公正な市場でなければ、自由で創造的な経済活動を行うことは困難です。不公正な市場でも頑張ることはできるかもしれませんが、これはまったく非効率で何のための市場かわからなくなります。

 堀江氏らは罪を償ったとしても、考え方を改めない限りは二度と市場に戻ってきて欲しくない。正直、そう思います。

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