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2007.02.23

ヤバイよ、ヤバイよ

 昨日、気分転換に梅を見に行ってきました。近所に郷土の森という公園があり、ここの梅園がなかなか見応えがあります。3月11日まで梅まつりということで、平日でも結構な人出でした。梅にもいろいろな種類があるということはなんとなく自覚はしていましたが、ちょっと面白い名前の梅が気になったので、メモしておこうと思います。

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1本の気に紅白の花が咲いている梅がありました。この梅の名前が「思いのまま」ということで、ネーミングのセンスに感心しました。

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白梅でも蝋梅のような、ちょっと青っぽくも見えたこの梅は、「月影」というそうです。
名前を知ってからもう一度目をやると、マジマジと見てしまいます。

他にちょっと笑えたのが、「花香見」という梅です。字に書くときれいなのですが、「ハナカミ」と読むそうです。私はあいにく花粉症で、マスクをしていましたのでこの梅の香は分かりませんでしたが、この時期にふさわしい名前の梅です。他にはあちこちに「野梅」という梅がありました。当日は花粉がかなり飛んでいたようで、鼻水が垂れてきそうになりました。ヤバイよ~ 野梅(ヤバイ) ←ホントに「ヤバイ」とフリガナがありました。

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2007.02.20

貯蓄があっての消費と投資

 サラリーマン世帯の貯蓄率が上昇しています。8年ぶりだということです。可処分所得が0.1%増えて、消費は2.8%減り、貯蓄は8.6%増えたということで、こういったことがなかなか個人消費が増えない要因となっている可能性もあるようです。でもだからといって金利は引き上げずに低金利のまま据え置けば、貯蓄が減って消費は増えるのでしょうか。

 ゼロ金利を解除した昨年の貯蓄率が8年ぶりに上昇したということですから、またゼロ金利に戻せば貯蓄も減りそうですが、そういうものではないだろうと思います。年代別に貯蓄率を見ると、30歳代から50歳代の働き盛りで上昇して、30歳未満の若年層と60歳以上のシニア層では低下しているということです。若いうちは貯蓄できるほど収入も多くなく、リタイア後はこれまでの貯蓄を取り崩していて、働き盛りの年代は将来に備えてせっせと貯蓄に励んでいるという構図が見えてきます。

 これまでは働き盛りの年代でもリストラなどで貯蓄を取り崩さざるを得なかったために貯蓄率は上がらなかったのが、景気回復のおかげでようやく貯蓄ができるまでに回復したといったところではないでしょうか。そうだとすると、金利を低いままに据え置いておけば貯蓄が減って消費が増えるのでしょうか。そして消費が活発になって、景気の良さを多くの人が実感できるようになるのでしょうか。将来の備えが必要である限り、金利が低くても貯蓄はしなくてはならないことに変わりはありません。今の30歳代、40歳代の人の将来の年金に不安がなくなれば、貯蓄を減らして消費に回すでしょうが、現状では望み薄です。

 ここはやはり、将来のための貯蓄の金利を高くして、今より少ない貯蓄額でも将来の備えが可能になれば、消費にお金が回るはずです。金利を急に引き上げて、また不景気となって個人の収入が減って、その上住宅ローンの負担も急増してしまっては本末転倒ですが、ある程度の金利引き上げは必要だと思います。そしていくら金利を引き上げても、将来の供えを預貯金ですべて準備することは無理でしょうから、「貯蓄から投資へ」という流れも必要です。でも、貯蓄をせずに投資だけする人はいないはずで、現実には貯蓄の一部を投資に回すことが主流でしょうから「貯蓄も投資も」ということになるはずです。貯蓄の金利が低いから投資や消費にお金は流れるのではなく、貯蓄がある程度あるからこそ投資や消費が増えるはずです。今日から日銀の政策決定会合が開かれます。利上げがあるのかどうかは予断を許しませんが、貯蓄の金利があまりにも低いことの弊害が、そろそろ明らかになってきているのではないでしょうか。

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2007.02.07

怪しげな民主主義

 野党欠席のまま補正予算案は可決されましたが、速やかに可決されたことは良かったと思います。国会の審議を拒否する野党には、その理由はどうであれ、ウンザリさせられるのですが、昨年の集中豪雨などの災害対策やいじめ・児童虐待の対策など一刻も早く成立が望まれる補正予算が成立してみると、野党のボイコットは速やかな成立のための高等戦術なのではないかとも思えてきます。もし野党議員がまともに国会に出てきて柳沢発言を取り上げていろいろイチャモンをつければ、もしかしたら数日から1週間前後は補正予算の成立は遅れていたかもしれません。

 そのためでしょうか、来年度予算の審議には野党は出てくるようです。来年度予算は最悪の場合年度内に成立すればいいと考えれば、閣僚の揚げ足をとって揉めるようなことをしても、今月いっぱいは衆議院でひと暴れできますし、参議院でもさらに30日はつまらないことを取り上げて、ネチネチと政権のイメージダウンを図ることはできます。子どもを二人以上持ちたいという希望が健全かどうかは知りませんが、これもまた失言というに至っては、全くくだらない言いがかりであり、六本木や渋谷で揉めているヤクザのいざこざと大差ないように思えてきます。

 だいたい愛知県の知事選と、北九州市の市長選で柳沢厚生労働大臣の進退が決まるかのようなことは変な話です。日本で一番経済が好調な県の知事選挙と、アジアに向けて飛躍著しい九州の政令指定都市の市長選挙の結果で、どうしようもない失言をした大臣の進退を決めるなどレベルの違う話を無理やりこじつけています。実際に出口調査によりますと、「産む機械」といわれた女性の票が与党候補から離れたといった事実はなく、むしろ男性よりも女性のほうが与党候補に投票しているという結果になっています。くだらない厚生労働大臣の失言よりも、これから4年間の地方行政を重視したということで、極めて賢明な選択だと思います。

 これをこじつけるのは、まるで古代のシャーマニズムでクニを治めていたかのように、占いか何かで政策を決めることと大差ないように思います。古代のシャーマニズムは、占いの結果はシャーマンだけがその意味を理解し得たわけですが、現代は与野党双方の政治家たちやマスコミがいろいろに解釈しています。これで辞めるべきだ、辞めなくていいなどというのはバカバカしい。一人のシャーマンだけが決める独裁でない点が、この国の政治家やマスコミが言う民主主義なのかもしれませんが、所詮は怪しげなシャーマニズムデモクラシーでしかないのが、この国の民主政治なのかもしれません。

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