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2007.03.27

思いつき

 公務員の天下り対策で、人材バンクを新たに設立するかどうかといったことで揉めていますが、そういうことは民間の人材紹介会社にやらせられないものかと思います。キャリア官僚の方々に言わせれば、われわれのことをろくに知りもしない民間の“人買い”のような会社に任せられるか、ということになるのかも知りませんが、民間企業のヘッドハンティングにも実績のある会社でしたら、公務員自身がやるより優秀な官僚の方々の能力をうまく生かしてくれるのではないかと思います。それにそういうところを通せば、官庁の圧力で天下ったという批判は当たらなくなるでしょうし、本当に実力のある人材であれば今よりもいい条件が提示される可能性だってあるはずです。人材紹介会社との癒着が起こらないように、年ごと、さらには省庁ごとに公務員が登録する人材紹介会社を代えることも必要でしょうが、それだけ多くの民間企業に参入の機会も増えます。唯一の制限は、その人材紹介会社、及びその業界へは転職できないということぐらいでしょうか。

話は変わりますが、慰安婦問題、「軍の関与ない」と下村副長官…野党反発というニュースがありました。いわゆる従軍慰安婦問題に軍が関与したかどうかの真偽はともかく、下村官房副長官は、

“1992年から93年にかけて行われた調査に基づき97年に平林博外政審議室長が行った答弁に沿って発言している”

と根拠を示しています。一方で、これに反発する民主党鳩山幹事長は

「もっと歴史を勉強してほしい。政府高官が決して言うべきことではない。強く抗議したい」

というものの、軍が関与したという証拠があったという話を私は聞いたことがありません。何を根拠に歴史を勉強しろというのでしょうか。鳩山氏は去年の偽メール問題のときに、ライブドアから金をもらった政治家が自民党にいるといって、いずれ明らかにすると言ったままになっていたと思います。いつまで待たせるのでしょうか。事実に基づかない歴史ばかり勉強しすぎて、自分が発言した事実と内容を忘れてしまったのでしょうか。根拠や事実に基づかない批判は、的外れな思いつきと何ら変わるところはありません。

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