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2008.02.07

改善へ向けて

 冷凍食品を食べることが怖くなったギョーザ中毒事件shockですが、ニュースを見ていて思ったことがあります。問題の餃子を生産した天洋食品という中国企業、最初に事件を聞いて想像していたよりきれいな工場だということです。

 昨年のダンボール肉まんを作っていたとされる店の映像がまだ記憶に残っていたせいか、毒物が混じるような工場ですから、管理の行き届かない汚い工場を想像していました。しかし、テレビで見る限りとても衛生的で、言われなければ日本の一流企業の工場と遜色ないように見えます。eye日本政府の調査団も「清潔な印象」といっていますし、中国国内はもちろん、日本側の求める水準は満たしているのだろうと思います。

 それだけに天洋食品の当事者は信じられなかったのでしょうし(製造元「証拠があるのか」)、おそらく中国の人たちも中国側に責任があるとは思いたくないのでしょう。(ギョーザ中毒事件は「日本の陰謀」 中国ネット世論

 実際にはまだ調査中ですから、とにかく早く真相が明らかになることを望みますが、報道を見る限りでは、製造段階がやはり怪しいと思いますし、人為的な犯罪である可能性が強いようにも感じます。同時に、天洋食品をはじめとする中国側の対応にも注目しています。仮に何らかの理由で毒物を混入した犯人が明らかになり、天洋食品自体の責任ではないことが判明しても、天洋食品への恨みが動機であれば今後はそうした恨みを買わないよう改善してもらわなければなりません。また、天洋食品への恨みではなく全く偶然に同社の製品にばかり毒物が混入されてしまったのだとしても、今後はそういうことのないように流通経路等を改善をしてもらわなければなりません。

 法律上は自社に責任はなくても、経済的にダメージを受けることはあります。これを乗り越えて日本に食品restaurantを提供できるのかどうか。提供して欲しいのですが、それができる企業か、そしてそれができる国なのか、この点に注目しています。

 一方で、日本国内の反応にも注意すべき点はあると思います。今回の事件で改めてわが国の食糧自給率の低さが認識されましたが、これを誤った方法で改善するような意見が勢力をもたないことを望みます。

 自給率上げようとすることは正しいことだと思いますが、それは農業や食品の製造業の競争力を強くすることであって、こうした産業に税金や補助金yenをバラ撒くことではありません。懸念するような論調をまだ目にしていないので今のところ安心していますが、airplane空港管理会社への外資規制などという話が持ち上がるようでは安心はできません。

 安全保障上の必要があるなら、平時の出資を規制するのではなく、いざというときに私権を制限することを予めルールとして決めておくことこそ、政府がやるべきことです。こうしたルールは株主が外国人であろうと日本人であろうと区別するものではありません。そういうことが公正とか平等ということであり、日本国内における国際化なのだろうと思います。

 食品の安全も、軍事的な安全保障に劣らないくらい重要です。それだけに不合理な規制がまかり通ってしまうこともあるかもしれません。中国を見るのと同じくらい厳しい視線で、わが国内部の守旧派を監視する必要があると思います。

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